○
畠山晋一 委員長 ただいまの
説明に対し御
質疑がありましたら、どうぞ。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
畠山晋一 委員長 それでは、
意見に入ります。
本件について御
意見がありましたら、どうぞ。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
畠山晋一 委員長 これより
採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を可決することに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
畠山晋一 委員長 御
異議なしと認めます。よって
議案第十八号は可決と
決定をいたしました。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
畠山晋一 委員長 次に、
議案第十九号「財産(
IP電話機等)の取得」を
議題といたします。
本件について、
理事者の
説明を求めます。
◎阿部
経理課長 それでは、
議案第十九号「財産(
IP電話機等)の取得」につきまして御
説明いたします。
本件は、
予定価格が六千万円以上の財産の取得であることから、
世田谷区議会の議決に付すべき
契約及び財産の取得又は処分に関する
条例第三条の
規定に基づきまして御提案するものでございます。
入札は指名競争入札により行いました。
契約の相手方は株式会社ほくつう関東支社、
契約金額は八千八万円で、納期につきましては
令和五年九月二十九日でございます。
説明は以上でございます。よろしく御
審議のほどお願いいたします。
○
畠山晋一 委員長 ただいまの
説明に対し御
質疑がありましたら、どうぞ。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
畠山晋一 委員長 それでは、
意見に入ります。
本件について御
意見がありましたら、どうぞ。
◆あべ力也
委員 今般のIP電話の取得に関する
議案でありますけれども、一般の企業なんかは、もう移動体の端末を持っているということを先日も述べましたけれども、いわゆるダイヤルインで各
職員が一つずつ電話というか、スマホを持ったりするような時代にもうなっていますので、今回IP電話で、固定電話ということだと思いますけれども、そういう考えを今後取り入れて、それぞれの
職員が移動体の電話を持つというようなことも、併せて今後検討していただきたいということを要望して賛成をしたいと思います。
○
畠山晋一 委員長 それでは
採決に入ります。
お諮りいたします。
本件を可決とすることに御
異議ございませんか。
〔「
異議なし」と呼ぶ者あり〕
○
畠山晋一 委員長 御
異議なしと認めます。よって
議案第十九号は可決と
決定いたしました。
以上で1
議案審査を終わります。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
畠山晋一 委員長 次に、2
報告事項の聴取に入ります。
まず、(1)
令和五年四月一日
付け組織改正(案)の一部追加について、
理事者の
説明を願います。
◎
秋山 政策企画課長 それでは、
令和五年四月一日
付け組織改正(案)の一部追加について御
説明をいたします。
なお、
本件につきましては、本
委員会と文教
常任委員会と併せで御報告させていただきます。
一ページ目を御覧ください。1の基本的な考え方は、これまでの
組織改正と同じでございます。
三ページ目を御覧ください。
改正内容ですが、教育
委員会事務局において教育監を廃止するものでございます。これは、この間、教育監に適切な人材を模索してきましたが、適当な人材の確保ができないことが分かり、また、一方で国からの派遣により引き続き国との調整機能が確保されたこと、そして、専門性や幅広い知見を生かしながら、教育
委員会事務局三部の連携ができることから判断したものでございます。
御
説明は以上でございます。
○
畠山晋一 委員長 ただいまの
説明に対し御
質疑がありましたら、どうぞ。
◎
中村 副
区長 すみません、補足させていただきます。先ほど
管理職ポストについて正確な
答弁に欠けていたこと、重ねておわびを申し上げます。
改めて確認させていただきます。全体で
部長級ポストは二減で、
課長級ポストが五増です。今回の今御報告しました教育監、これは一般職なもので、
部長級と考えると三減になります。なので、三減五増、全体で二増ということになります。
◆
中村公太朗 委員 この教育監、できてすぐなくなっちゃうということになるわけですけれども、今、適当な人材がいないということだったんですけれども、民間で募集したりとかはしたんでしたっけ。
◎
秋山 政策企画課長 教育監の件に関しては、民間等の募集はございません。この間、文部科学省のほうに、こちらからどなたかいらっしゃいませんかということで、教育
委員会のほうからお話をさせていただいております。
◆
中村公太朗 委員 していないのか、そもそもできないのかどちらですか。
◎
秋山 政策企画課長 教育監のほうは通常公務員と考えておりますので、今はしておりません。していなく、こちらとしては、できないかできるかと言われれば、様々な要件はありますができると思いますが、現段階ではそこまで検討はしておりません。
◆
中村公太朗 委員 そう聞くと、とにかく文科省の
ポストのみでつくって探したというふうにしか聞こえないんですけれども、別に迎え入れるのは悪いことじゃないと思いますが、思惑だったりいろんな事情の中で、特定
ポストが増えたり減ったりみたいな話で、しかも、一部の省庁とのみみたいなところというのはどうなんですか。
◎
秋山 政策企画課長 教育監の重要性に関しましては、やはり教育長を補佐するというところで、
世田谷区の教育に関しても今般様々なことで動いております。そこの重要性は区のほうとしても認識しておりますので、やはりそういうところに関しては、教育に関しての見識が深いところ、そして御経験がある方というふうに考えておりまして、区としてはこの間の対応に至ったところでございます。
◆
中村公太朗 委員 最後にしますが、教育監に限らずだと思うんですけれども、これだけ教育が様々な形でカリキュラムも含めて広がる中で、もしくは現場で求められる中で、今後区の教育
委員会とかそれに属する
ポストの
部分に、民間の人を登用みたいなことというのは考えたりしているんですか。できるできないも含めて教えていただければと思います。
◎
中村 副
区長 外部からの登用という点で、国との関係の御質問がありましたけれども、例えば厚生労働省からは、せたホッとをつくるときとか、児相を見据えて、厚労省からは
課長をもらって、かなり連絡を密にして、いい連携ができた成功体験も持っているところです。今、ここのところは厚労省からもらっていませんで、ずっと引き続きどこかの
ポストを占めているということはありませんけれども、教育の分野についても、この間の御
答弁もありますとおり、かなり曲がり角というか、見直す時期にも来ているということで、まずは文科省からということも考えましたけれども、広くというところも併せて、公募ですね。特定
ポストに対する公募ということは検討はしていきたいと思います。
◆あべ力也
委員 今般の質問でも、
学校の
職員の配置に関して、新学期で間に合わなかったというようなことも、私だけではなくて、ほかの会派からも指摘があったりしたわけですけれども、これは人事権がある都教委と
世田谷区の教育
委員会が連携していかないとなかなか解消できない話だと思うんですけれども、今その所管というのは、
学校職員課がその役割を担っているんですか。それとも、都教委と交渉するという窓口はどこになっているんですか。教育長なんですか。どなたなんですか。
◎
秋山 政策企画課長 現段階で、今
委員からの御指摘のところの窓口は、教育指導課がなっております。東京都から指導
課長等がいらっしゃっていますので、そこを窓口にして東京都のほうとやり取りをしております。
◆そのべ
せいや 委員 先ほどそもそも確認を
ポストの件についてさせていただいたのは、少し申し上げましたが、
部長級に就くことができる方というのがしっかり育成できているのかというような趣旨も含めてお話をさせていただいたところです。
今回、
部長級ポストについては少なくとも削減になるということでしたが、これまで
部長級の職責を担われていた方が、
課長級の
ポストに降格といいますか、あるいは給料は同じだけれども
課長を担うとか、そういうような形で減っていくのか、それとも役職定年のような形になって二減が実現するのかでいうと、どのようなことを想定されていらっしゃるでしょうか。
◎池田
総務部長 今回、
部長級の
ポストが減った。実際、人事配置については、まだ内示前ですので細かいことは言えませんが、当然定年退職する方、
部長級の
職員の方、要するに役所を去って行かれる方もいらっしゃるわけで、その中で通常昇任する方もいらっしゃる。
ポストが減ったわけですから、昇任の枠が少し減るというような形になろうかと思います。
◆そのべ
せいや 委員 できればなんですけれども、増やすということは簡単にできるのかなと思うんですが、一方で、減らしていくということについては、たまたま今回は定年の方がいるみたいなことのタイミングで、都合よくこういう形になったのかなということも想像しているんですが、組織としては、小さい組織であれば今いらっしゃる方々の中でどうやって回していくかということをぜひ考えていくべきだと思う一方で、巨大な組織ではありますので、
部長級を担える方がどれぐらいいるみたいなこと、あるいは
課長級もしかりですけれども、そういうことで
ポストの
増減が動くということはないように、しっかりビジョンを見据えて、どこの部署が必要だと、そこに何人必要だということを勘案した上での組織体制としていただきたいと要望しておきます。
◆
桃野芳文 委員 先ほど教育監のところの
説明で、聞いていると、私の受け止めは、本当は教育監という
ポストに誰か就いてもらいたいんだけれども、それに適切な人がいなかったと。ほかに代替策もいろいろ考えて、そこに人がいないからこういう方法で補っていくということで教育監を廃止しますというような話だったと思うんですけれども、全体の構図としてはそういう理解でよろしいんですか。
◎
秋山 政策企画課長 そのとおりでございます。
◆
桃野芳文 委員 となると、区としては、教育監にそういう適切な人に来てもらいたい、
ポストに就けたいというのがそもそもの出発点だと思うんですね。文科省には当然、多彩な人材がたくさんいらっしゃると思うんですけれども、その中から、要はマッチングしない理由というのは、何が障害になって来てくれないんですか。
◎
秋山 政策企画課長 教育監として、この間、文科省のほうからお一人迎えております。その中で、やはり教育に関して相当幅広い見識をお持ちの方、それから経験をやはりお持ちの方となると、ある程度の
ポストが、文科省の中でも経験と
ポストがある方が、やはりこちらとしてもふさわしいと思っております。そこに比べて、こちらのほうにいらっしゃる方がちょっと、これは区側からの一方的なあれですけれども、ちょっとまだ足りないかなというところで、もう少し御経験がある方がいいなというところを含めての話合いの中で、なかなかなか折り合わなかったというところでございます。
◆
桃野芳文 委員 区が求める人材の方に来てもらおうとすると、その向こう側の人からすれば、あまり魅力を感じない
ポストだと、そういうことでよろしいですか。
◎
秋山 政策企画課長 向こう側から見るとというよりは、こちらから、区側から見て、当然この後いろいろやっていく中で、文科省との関係もありますし、当然現場を動かすというところもありますので、それ相応の実行力、それから経験というのが必要で、それに見合った方がちょっといらっしゃらなかったかなというところでございます。
◆
桃野芳文 委員 要は、いい人を見つけるためには、向こうの人も、いいね、そこでやってみたい、
世田谷区の教育監をやってみたいというふうに思ってもらえる人に手を挙げてもらわなきゃいけないんだけれども、要はマッチングしなかったと。こっち側からはこういう人がいいということなんだけれども、向こうから、じゃ、こういう人がいますよというのは、こちらからすれば、いや、ちょっと合っていないよねという方だったからマッチングしなかったということなわけですよ。
だから、
世田谷区がこういう人に来てもらいたいという人が手を挙げてもらえるような方法、だから、例えば民間企業でも転職マーケットというのはあるわけですけれども、そこでいかにマッチングしていくかというのが一つのポイントなわけじゃないですか。だから、
世田谷区が来てほしい来てほしいと言ったって、平たい言葉で言うと、優秀な人から手が上がらなければ、その
ポストを埋めることはできないわけですよね。
だから、根本的に何がマッチングしないのか、来てくれませんでしたよねということじゃなくて、そこにある何なのか、仕事のやりがいみたいなものが駄目なのか、待遇みたいなものが駄目なのか、何なのか、そこはちょっとかみ砕いて、本当に教育監というのが必要だというのが区の意思であれば、そこをもう一歩の努力というのは今後私は必要になってくると思うんですけれども、その辺はいかがですか。
◎
秋山 政策企画課長 区のほうとしては、やっぱり教育監のところは非常に重要だと思っておりますので、これまで教育監といたしまして、あそこには三部ございますので、
学校教育本体の運営、それからその補助的な
部分、それから生涯学習も持っていますので、そういったところでのどういう仕事をおやりになり、こういうふうにやってほしいということは、区のほうとしてもまとめて、引き続き、どういうふうな形で教育に影響するか分かりませんが、ちょっと検討はしてみたいと思います。
◆
桃野芳文 委員 区が求める人材がなぜ来てくれないのかということは、しっかり考えてやっていただきたいということで、申し上げておきます。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
畠山晋一 委員長 次に、(2)
基本計画審議会における
検討状況について、
理事者の
説明を願います。
◎真鍋
政策経営部副
参事 基本計画審議会における
検討状況につきまして御報告させていただきます。
1の主旨ですが、本年二月六日に開催しました第六回
基本計画審議会における
検討状況について報告するものです。
2の
内容、3の今後のスケジュールにつきまして、別紙の資料で御
説明いたします。
右上、三ページを御覧ください。まず、
審議会の
公開についてでございますが、中ほどに
記載のとおり、
公開済みとなってございます。
続いて、四ページを御覧ください。下段に議事概要を
記載してございますが、これまでの
審議会での議論を踏まえて作成した基本計画大綱(たたき台)を基に
意見交換を行ったところです。
続いて、五ページを御覧ください。第六回
審議会と同日、二月六日午前中に開催しました
企画総務常任委員会での
委員の皆様よりいただいた御
意見につきまして、七ページまでにわたって、
記載のとおり
審議会に報告し、こちらも参考として議論をお願いしたところでございます。
続いて、八ページからは、第六回
基本計画審議会の資料としてお示しし、議論の基としました基本計画大綱(たたき台)になります。前回の
企画総務常任委員会でもお示しし、御
説明させていただいた資料になりますので、詳細の
説明は割愛させていただきますが、一一ページでは、計画全体つきまして、基本方針から計画の推進まで五つの体系に整理して、その後の大綱(たたき台)を作成しているところです。
続いて、一三ページですけれども、基本方針、目指すべき方向性として、持続可能な未来の確保を掲げております。
続いて、少し飛びますが、二一ページになります。重点政策をつなぐコンセプトとして、わくわく感の創出を据えてございます。人との出会い、わくわく感、意欲の醸成といった
審議会でのこれまでのキーワードを基にしたものでございまして、こちらの共通理念の下、次ページ以降の六つの政策を進めていくことを
記載してございます。以下二九ページまでが基本計画大綱(たたき台)になります。
続いて、三〇ページを御覧ください。第六回
審議会における大綱(たたき台)への
委員からの御
意見を整理したものになっております。計画全体に係る御
意見から重点政策の御
意見など幅広く御
意見をいただいたところでございまして、主な御
意見を幾つか御報告します。
まず、三〇ページの下段は、全体構成に係る御
意見です。先ほど五つの体系に整理したと御
説明したところですが、多くの
委員より、三部構成ぐらいにすべきといったような御
意見をいただいたところです。
続いて、三一ページを御覧ください。上段、基本方針に関する御
意見を整理してございます。基本方針の持続可能な未来の確保はよいんだけれども、もう一つ加えてはというような
意見が複数ございまして、例えば一番上の行ですと、
世田谷の魅力を積極的に高め、より選択する都市になるですとか、その二つ下の行ですと、加えて、あらゆる世代が住み続けたい
世田谷をともにつくる、こうした御
意見をいただいたところです。
続いて、三三ページを御覧ください。重点政策をつなぐコンセプトについては、わくわく感についても多くの
意見がございました。例えば三行目でございますが、基本方針とわくわく感が合っていないのではないかですとか、その二つ下の行ですが、わくわく感と弱者保護の両方の視点が必要といった御
意見がございました。これらの御
意見を踏まえまして、現在基本計画大綱案の策定を進めているところでございます。
続いて、今後のスケジュール、三四ページを御覧ください。三月には、第七回並びに第八回と二回の開催を予定してございまして、次回第七回は三月十四日を予定してございますが、基本計画大綱案を示して議論いただく予定です。
審議会の
検討状況につきまして、適宜議会に御報告させていただきまして、三月末の第八回に答申を受ける予定となってございます。
その後、答申を尊重しながら区としての考えをまとめ、議会との議論を重ねまして、
令和五年度に骨子案、素案、案と具体化を図ってまいります。
説明は以上です。
○
畠山晋一 委員長 ただいまの
説明に対し御
質疑がありましたら、どうぞ。
◆つるみけんご
委員 この中で、バックキャスティングという考え方が重要だということが書いてあるんですけれども、一方で、
委員の方からの御
意見というところを拝見すると、三一ページ、目標というところでは、たたき台は目標、未来像、目指すところが抜けているとか、何を目指しているのかとか、あと、目指す具体像を描きとか、かなり目標に対して厳しい御
意見をいただいているなという印象を持つんですけれども、区としてこのあたりをどのように受け止めておられるのかと、今後の対応というのを教えてください。
◎真鍋
政策経営部副
参事 目標についても御
意見をいただきました。第一回から第四回ぐらいにかけて、目指すべき姿の議論というのはしております。その中で、
子ども真ん中社会とか、そういったものを目指そうという像を議論しました。誰一人取り残すことのない社会、そういったものが議論としてあって、五つか六つ目指すべき像を並べて第四回ぐらいのときにはお示ししました。
ただ、あれが抜けている、これが抜けている、
子どもだけじゃないだろうといった議論もありまして、目指すべき像について少し抽象度を上げて一つにしたところ、それがなくなったので、ちょっと目指す姿が見えなくなったんじゃないかというふうに受け止めております。ですので、案では少しそちらの像を具体例として、目指す像は持続可能なというようなものであっても、少しそれが見えるような工夫をしていきたいというふうに考えているところです。
◆あべ力也
委員 基本的な考え方の中での
子どもど真ん中とかという文言については何度か
意見も述べさせていただいていますけれども、私は、やっぱり
世田谷区が住民全体に対して提供していく住民サービスなりなんなりの基本的な計画だというんであれば、
世田谷区に住んでいる方の全世代的な幸福を目指すというのは当然であって、
子どもだけとか、
子どもはその真ん中の社会なんですということを打ち出すことによって、いわゆる何ていうか、そこから抜けちゃう人たちというのは、いわゆる一種差別的に私は思うんですね。
例えば高齢者というのは、多様性の中に入っていて、高齢者は多様性の対象なんですか。いろんな方が年代的に、全世代的にいらっしゃる中で、高齢者を多様性の中に入れるとかというのはちょっと僕はおかしいんじゃないかなと思うし、その考え方、文言というのはいろいろ文言によって方向性なりなんなりというのは見えてくる
部分はあると思いますけれども、でも、その文言によって差別を感じたり、どうなのかなとか感じる方もいらっしゃると思いますので、私はやっぱり区民っていろんな方がいらっしゃって、そのいろんな方に行政サービスなり、手を差し伸べるというのが区の基本的なスタンスであって、ここだけど真ん中なんだって言われると、違う方を何かはじかれたみたいに思っちゃうんじゃないかなと思いますけれども、その辺の考え方をもうちょっとしっかりしていただきたいなと要望しておきます。
◆
上島よしもり
委員 デシディムの活用というのが今回行われて、二月いっぱいで多分終わりぐらいなのかもしれませんが、結構、
世田谷区がデシディムを活用するといったことに対して、意外と僕の周りでは反応があったんですよ。ほかの自治体の関係者とか、すごいなと。
実際これを使ってみてどうだったのかなというのを、ちょっとこの場でお聞かせいただければいいなと思いますし、これからのデシディムの活用というのを広げられるのかどうなのかということも、併せてちょっと教えてください。
◎真鍋
政策経営部副
参事 ありがとうございます。今回デシディムにつきましては、区民検討
委員会議の
委員になられた方に対して、限定的に開放して
意見をもらうという形でちょっと試行導入しているところです。ですけれども、現時点では六名の登録者にとどまっているというのが実情です。なかなか
意見交換も活発に行われない中、事業者さんにも御
意見を伺って、ちょっと改善を図っていこうというふうに思っておって、例えばテーマ別に設定したほうが
意見が出やすいんじゃないかとかいったことも試したんですが、なかなか活発にはいかない。
やはり根本で言いますと、ほかの自治体では、やはり区民全般に開放していて、まずは母数がないことには活発な
意見交換にはつながらないだろうということが一点。もう一点が、あまり議論が重なった後のものを見て何かくださいというよりは、やはりグループワーク的なものもありますので、アイスブレーク的なものから、例えば
世田谷の好きなところはどこでしょうかねみたいな
意見が出やすいものから出していくということが必要であろうということの助言までいただいています。
来年度の五月には、骨子の段階でデシディムというのを区民全般に広げていこうというふうには考えておりまして、その際にも、骨子を出してすぐ骨子の
意見というよりは、少しアイスブレーク的なものというのを挟みながら活用し、活発な
意見交換につながればというふうに考えているところです。
◆そのべ
せいや 委員 今、基本計画の話をしているわけですけれども、その上というか、土台というか、表現はあれですけれども、基本構想というものが二〇一三年時点でつくられていて、確認なんですけれども、基本構想から十年たって、社会状況もなかなか大きく変化をしてきたように理解をしていますが、新たに今回の基本計画に追加をしたほうがいいと思うような変化についての話などは共有されていたんでしたっけということと、そういうものがあれば教えてください。
◎真鍋
政策経営部副
参事 基本構想については、引き続き、区、区民、事業者が目指すべき公共的指針としてあるよということで、区は毎回、区の基本的な考え方というのをお示ししている中で、基本構想、九つのビジョンなども含めて、こういったものを意識して議論してほしいということは伝えております。
その中で、やはり急激な社会状況の変化の中で九つのビジョンを実現するためにはこういったことが必要だろうという視点で御議論はいただいているところです。その中でやっぱり持続可能性を将来世代に残すんだというのは、この間の喫緊的な課題であろうということで基本方針に掲げたということが出ています。
一方で、重点政策なんかの議論を見ますと、やはりやらなければいけないことは近いよねということも、
委員さんからはいただいています。十年たったからと、がらっとやることが変わるということではないんだねというようなことで、
委員さんの中でもお話が出ていて、現行計画とも近しいものはあるよねと。ただ、やはりDXとかそういった文言も入ってきて、やっぱり違いも出てきているよねということを踏まえながら、御議論が進んでいるというふうに受け止めております。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
○
畠山晋一 委員長 次に、(3)その他ですが、ほかに
報告事項はございますでしょうか。
〔「
なし」と呼ぶ者あり〕
○
畠山晋一 委員長 以上で
報告事項を終わります。