金沢市議会 1995-03-02 03月02日-01号
情報化など変貌著しい工業振興では、新しい時代に対応した都市型産業の育成に向けて、産学共同の研究開発や技術向上、高度化団地の形成等を積極的に促進するほか、伝統産業の分野では、里山での工房群形成を目指し、工房開設の助成や活動に支援を行い、後継者育成や工芸展開催など金沢の伝統工芸の振興発展に心を砕きました。
情報化など変貌著しい工業振興では、新しい時代に対応した都市型産業の育成に向けて、産学共同の研究開発や技術向上、高度化団地の形成等を積極的に促進するほか、伝統産業の分野では、里山での工房群形成を目指し、工房開設の助成や活動に支援を行い、後継者育成や工芸展開催など金沢の伝統工芸の振興発展に心を砕きました。
もとより、長期構想は、全市的視野で策定されるわけでありますが、市内東部地区に住む者の一人として、単なる地域エゴ的な視点からではなく、市政の基本的課題としての東部市街地及びその外縁部の丘陵、里山地域における当面の諸課題について、市長の考えをお伺いしたいのであります。 第1は、東部市街地拠点開発の根幹は、何といっても本市の学術研究都市形成の核となる金沢大学の総合移転であります。
先日、案内を得て現地を見てまいりましたが、平沢川砂防ダム上流--平沢川支流の深い谷間で、一部に休耕の田畑が残る広大な里山の雑木林となっているところであります。
より安全でうまい水を市民に供給するため、石綿管の早期改修、くみ上げ井戸周辺や里山の市所有化、工場や生活排水の基準等、いろいろな取り組みや対応がありますが、市はどのようなお考えをお持ちなのかお尋ねをいたします。 また、水質基準項目の検査体制に万全を期すため、検査機器の常備を図るべきと思いますが、検査体制をどのように確立されようとするのかお尋ねをいたします。
第2に、里山など現存緑地の保全についてであります。緑化以上に重要なことは、現存する都市緑地の保全であることは申すまでもないことであります。とりわけ、本市市街後背地を南北に連なる里山や犀川・浅野川河岸段丘、斜面緑地等は、近年のマンション、宅地等の開発によって年々減少の一途にあり、その保全が強く求められていたものであります。
5点目は、管理センターの増設でありますが、現在、東西2カ所のセンターで、収集区分、人員、収集車等の管理に当たっていますが、本市面積は全国でもトップクラスの広さであり、しかも里山、市街地、平野部と、地形的にも複雑となり、収集車の交通問題もこれあり、2カ所では限界で、全市を4区分ぐらいにし、効率的な収集体制を図るべきと思いますが、いかがでしょうか。
市内の残り少ない貴重な里山であり、今回調査結果でも、シラユリやヒツジグサなど、植物では特筆されるもの14種類を初め、確認された植物だけでも 121科 574種、動物では哺乳類が5目9科13種、鳥類が4目33科80種、両生類が2目6科11種、爬虫類2目3科10種、昆虫類17目192 科 853種、魚類が3種13科17種。
また、農業生産基盤や共同施設の整備を進め、里山幹線林道を整え、林産物の生産を奨励いたします。 重点の第3は、潤い豊かな「環境都市づくり」であります。 快適な住まいの提供を目指す木越団地周辺での新住宅団地の開発は、現地に建設事務所を設け、第1期の7年分譲開始に向けて、いよいよ宅地造成に取りかかってまいります。
これには片野鴨池が特に水鳥の生息地として国際的に重要な湿地に関する条約、通称「ラムサール条約」の指定を今年受ける予定であり、その周辺地域の里山保全、また観光地の整備、温泉リゾートセミナーの開催、個性ある公園の整備、中谷宇吉郎記念館の整備、美術館構想の策定など、加賀市のアイデンティティを形成するハード、ソフト事業の実施であります。 第3点は高齢化、国際化等の進展や、環境問題への対応であります。
近年、里山が持つ環境保全の役割も見直されつつあります。石川県は、さきに医王山山系や夕日寺地区一帯を県立自然公園化や里山保全対策とし、土地の一部先行取得を明らかにしております。農水省の新農業政策では、中山間地域の荒廃を防ぎ、山村での就労の機会の確保を目的とした放置山林活用の新制度を創設することを明らかにしておりますが、金沢市としての整備計画や、里山の保全対策の取り組みについてお尋ねいたします。
また、里山振興と自然環境を守る立場から、市は土地利用を含めて地元関係者と話し合い、問題解決に努力をすべきと思いますが、いかがでしょうか。今後の対応についてお伺いをいたします。 質問の最後は、議案第18号、条例制定について端的にお聞きをいたします。 第3条の「地盤調査」、「事業計画作成」、「空地整備」の経費とありますが、どのような範囲や内容を指すのか。
市内の里山を、そのまま生態系の一つとして残し、地域や子孫に残していくことが本当の意味の自然を守り、環境を守っていく道ではないかということを申し上げ、質問するものであります。 次に、保育行政について幾つか質問したいと思います。 保育所に働く職員にとっても、労働時間の短縮は待たれるところであります。
農薬汚染などで閉鎖水系はますます汚染されることが心配され、加賀市の里山すべてが破壊され、今回の駆け込み申請が完了しましても、次に新基準で来年4月以降でも、さらにあと1カ所、18ホールのゴルフ場を造成することができるわけであります。観光都市加賀市を売れば売るほど自然破壊が加速的に進んでいくような気がしてなりません。今回の環境アセスを見ても、環境要素はどれを見てもおおむね良好であります。
予定地からわずか 500メートルには小学校があり、住宅団地、自然園があり、卯辰山、金沢大学角間キャンパスなど、周辺の環境からしてもこの貴重な里山は守るべきであります。市長、改めて開発許可を取り消し、この自然環境を守る決意はありませんか。市長の決断を求めるものであります。 質問の第2に、平和堂など大型店の進出についてであります。
第6に、里山の保全に開発の歯どめを。 田上本町、銚子町にまたがる丘陵地で大規模な宅地造成が行われています。そのほかにも開発中、開発予定等、今、里山が次々とターゲットにされようとしています。市民憲章には「犀川・浅野川の清い流れ、山や街の豊かな緑」とつづられているごとく、里山の緑は市民共有の財産であり、情緒豊かな感性をはぐくむ源でもあります。
石川県では、現在、営業中と工事中のゴルフ場を合わせた面積を上回るゴ ルフ場が申請中で、いずれの計画も、都市近郊の里山が対象となっており、 水源地汚染、養殖漁業への打撃、土砂災害の不安、自然や生活環境悪化が懸 念されている。
地域住民が求めていることは、第1に、地域住民を初め市民の理解を十分得ないまま見切り発車的な開発許可は取り消すこと、第2に、建設予定地は金沢市の里山を代表する貴重な自然環境であり、文教、住宅、自然公園地区であり、ゴルフ場建設は適当でない、第3に、環境影響評価の調査結果が公表されていない、第4に、土砂移動量が 550万立方メートルに上り、これは林野庁の許可基準 200万立方メートル以下の実に2.7 倍に
なお、自然環境の教育啓発に向けて、里山を中心とした新たな探訪コースを本年度中には設定したいと思っております。 労働時間の短縮、そういったことが環境の利用者に大きな影響を及ぼすわけでございますので、私は、環境保全につきましては十分な意を用いていくつもりでございます。
建設予定地である夕日寺地区は、里山として自然環境に恵まれた地域であり、県の自然園もあり、卯辰山そして団地や金沢大学など、良好な環境に囲まれた地域であります。市当局は法律の基準を満たしていれば許可せざるを得ないと繰り返し述べてきました。しかし、環境を破壊して開発しようとするのは業者であり、地域住民は現状の維持を求めているにすぎません。
今回、森林を管理利用の目的に応じて、天然広葉樹林、里山林業、都市近郊林として森林を守り、林業の振興を図っていくとのことであります。すると、地域区分をどのように具体化されるのか明らかにしていただきたいと思います。 そこで、都市近郊林を保全しようとするなら、市長、市内にはゴルフ場はつくらせないとの態度こそが求められるのではありませんか。