金沢市議会 2020-12-10 12月10日-03号
被害がとどまることなく拡大すれば、生産者の意欲低下を招き、ひいては廃業の道を選び、その結果、耕作放棄地が増えることで、緩衝地帯である里山の崩壊が加速、住宅地の庭先に獣の出没が頻発するということに発展するでしょう。効果的な対策についてどのように取り組んでいるのかお聞かせください。 ○野本正人議長 長谷農林水産局長。
被害がとどまることなく拡大すれば、生産者の意欲低下を招き、ひいては廃業の道を選び、その結果、耕作放棄地が増えることで、緩衝地帯である里山の崩壊が加速、住宅地の庭先に獣の出没が頻発するということに発展するでしょう。効果的な対策についてどのように取り組んでいるのかお聞かせください。 ○野本正人議長 長谷農林水産局長。
熊やイノシシの人身被害の防止をした上でのことになりますが、本市においても、市民の健康づくりや自然を楽しむための道として、里山の緩衝地帯を整備するという方法もあるのではないかと考えます。里山の活性化に向けた新たな施策として検討する価値があると考えますが、御所見をお伺いいたします。 質問の3点目は、ESD・SDGsの担い手を育む教育についてであります。
今こそ熊が出没しない環境整備へ、河川の雑木の伐採や、緩衝地帯の整備、針葉樹の広葉樹への切替えをはじめ、不足する餌を山にまくことも有効かもしれません。 中期・長期の対策に考えを巡らせ、森林環境譲与税を早急に充当した事業を行うことについて、どのようにお考えなのかお尋ねをいたします。
まずは、熊が人里に下りてこないようにすることが重要であることから、今後は地元の協力も得ながら、やぶ刈りや草刈り、侵入防止柵設置など、緩衝地帯の整備を進めてまいります。
そこで、イノシシ等の獣害防除の取り組みについてでありますけれども、電気柵などによる被害防止、または捕獲による個体数管理、これが大変重要な政策と考えておりますが、地域の共同作業や「いしかわ森林環境基金事業」などによる野生動物とのいわゆる緩衝地帯の設置なども有効な手段であるということがこの間も言われております。そのことから、こうした制度の周知につきましても努めてまいりたいと思います。
あわせて、野生獣の生息域においては、捕獲おりを設置し、個体数を減らすとともに、人里近くのやぶ狩りを行い、緩衝地帯を設けるということも大切で、効果があるとお聞きしています。さらには、光で市街地への侵入を防止する発光板の設置ということも効果的だということにお聞きしていますし、熊やイノシシが出没する地域にそういう環境をつくっていきながら、出没しにくいようにしていきたいと考えています。
なぜ田んぼや畑にかかしがあるのかを考えれば、人の活動範囲に鳥獣が近づきにくいのは明らかで、集落の周辺に農地があり、さらに外側に山地がある構造は、人間と野生動物のテリトリーにおける緩衝地帯として存在してきたと言えます。 耕作放棄地が増加すると、野生動物の活動範囲を広げ、緩衝地帯がなくなった集落に餌を求めてあらわれるようになってしまいます。
この事業につきましては、イノシシなどの野生獣の出没による被害が心配される集落周辺の森林において、緩衝、いわゆる間に設けるということですが、緩衝地帯、幅約20メートル程度の整備等を地域住民と協働して行うということでございます。 内容につきましては、市が森林所有者などと整備や維持管理に関する協定を結びまして、下刈り、枝打ち等の森林整備を委託するものというふうになっております。 以上です。
さて、先進地の事例では、クマやイノシシなどが出るのを防ぐには、緩衝地帯があるということは、大変効き目があり、効果があるというふうに言われております。緩衝地帯の整備を推進するということは、里山の整備にもつながるのではないかとそんなふうに考えております。 当市におきましても、世界農業遺産の認定を受けました。
獣害対策のために里山は人と動物の緩衝地帯として大きな役割を果たすと考えられ、里山の整備は早急に行われるべきだと考えます。また、森林で生産された木材が製品化されるまでに40%のロスが出るようですので、間伐材に限らずとも、燃料チップとしてならば十分な燃料資源ができると考えられます。
また、緩衝地帯と言われる里山も荒れ、人間と動物たちのすみ分けラインがなくなってしまったことが大きな原因となっております。 次に、イノシシの生態について少し述べてみます。日本にはイノシシの亜種であるニホンイノシシとリュウキュウイノシシの2亜種が分布しております。当地域に生息する種類はニホンイノシシで、生息域は低山帯から平地にかけての雑草が生い茂る森林から草原で、水場が近い場所を好みます。
この法律では、県にかわって市町村みずから被害防止のための鳥獣の捕獲許可の権限が行使できるほか、山間地の住民による緩衝地帯、いわゆるバッファーゾーンの除草や清掃活動に対しても支援策などが講じられるなど、補助メニューや地方交付税の拡充など必要な財政支援が受けられるのであります。そこで、昨年来、積極的に取り組んでいる本市では、国の制度にどのように対応していくお考えなのか、お伺いします。
また、「城下町金沢の文化遺産群と文化的景観」の世界文化遺産登録を目指す本市の伝統環境や自然環境の空間は、まちの個性形成において貴重な財産であることから、市街地全域の高さ制限や緩衝地帯内のあり方を定める新都市景観形成基本計画や歴史遺産保存マスタープランの策定に着手しています。城下町の歴史的空間の特質も、その周囲の環境が変化すれば、遺産としての認識も違ってきます。
文化庁は、白山の提案に対して、核となる資産と一体で保護する周辺区域である緩衝地帯の範囲見直しを課題に上げており、そのため、白山信仰ゆかりの那谷寺がある小松市も共同提案者として追加されたわけであります。 世界遺産というのは、いわば人類全体で守るべき宝ということでありますから、世界に通用する普遍的な価値を証明する必要があります。
2つ目、文化遺産の価値や環境を守り、維持するため、その回りを緩衝地帯、バッファゾーンとして確保することが求められております。つまり、人類普遍の財産となった地域は法令や条例による規制の対象となり、私権が制限され、個人の利便性や経済合理性が求めにくくなる可能性があります。そのため、市民から共感と理解が得られますよう町づくりの観点からも意義のある全体像を示す必要があると思います。
さらに、資産を保護するための緩衝地帯の設定も必要であり、そのためには、市民の理解と協力が何よりも必要であり、世界遺産登録への盛り上がりも欠かせないと思うのであります。今後、どのように取り組んで道を切り開き、市民の理解と協力を得ていくお考えなのかお尋ねしたいと思います。 質問の3つ目は、市民の安全・安心の確保についてであります。
今後、世界遺産暫定一覧表への登載、将来は世界遺産としての登録を目指していくわけですが、個々及び全体の保存管理計画の作成や緩衝地帯の設定など、ハードルは高いともお聞きをしております。世界遺産登録に至る可能性を市長はどうお考えなのか、お聞かせください。 質問の第3は、金沢市立病院についてであります。 現在、我が国の医療費は、高齢化の進展で増嵩の一途をたどっております。
また、従来、人里とクマの生息地帯の緩衝地帯となっていた里山の荒廃がクマの生息分布図の変化に大きな影響を与えたことは間違いありません。今議会にクマと人里の緩衝帯を整備するための予算が計上されておりますが、里山の保全回復に一層の努力をお願いするものであります。あわせて市長の考えをお伺いしたいのであります。
建設予定地は、空港と市工業団地の間にある緑地緩衝地帯約17.5ヘクタールと聞いておりますし、防衛施設庁は地元の要望に沿い整備を進める方針ともお聞きしております。 市は、新年度、市民や各種スポーツ団体などのニーズを把握するために、調査費として50万円を計上されております。マスコミによりますと、整備費は13億円程度に上り、大規模な箱物ではなく維持管理に手間と費用が比較的かからない広場を整備する。
隣接する住宅地との緩衝地帯というものも必要になりますし、余熱利用のこともあります。そして、いい生活の空間をつくっていくということを念頭にいたしまして、健康・保養、自然・文化、こういうものを創出できる施設として検討を進めておりまして、できれば今年度中に結論を出したいなと、こう思っております。 最後に、激励をいただきましてありがたく存じます。 以上であります。