金沢市議会 > 2018-06-11 >
06月11日-01号

  • "職員退職手当支給条例"(/)
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  1. 金沢市議会 2018-06-11
    06月11日-01号


    取得元: 金沢市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-05-05
    平成30年  6月 定例月議会          平成30年6月11日(月曜日)-----------------------------------◯出席議員(36名)     議長  黒沢和規     副議長  角野恵美子     1番  上田雅大      3番  小間井大祐     4番  坂本泰広      5番  松井 隆     6番  熊野盛夫      7番  大桑初枝     8番  広田美代      9番  源野和清     10番  麦田 徹      12番  前 誠一     13番  高  誠      14番  喜多浩一     15番  小阪栄進      16番  下沢広伸     17番  高岩勝人      18番  野本正人     19番  久保洋子      20番  松村理治     21番  清水邦彦      23番  小林 誠     24番  山本由起子     25番  森 一敏     26番  秋島 太      28番  宮崎雅人     29番  玉野 道      30番  森尾嘉昭     31番  松井純一      32番  中西利雄     33番  澤飯英樹      34番  安達 前     35番  福田太郎      36番  横越 徹     37番  田中展郎      38番  高村佳伸◯欠席議員(1名)     2番  中川俊一◯欠員  11番-----------------------------------◯説明のため出席した者 市長        山野之義   副市長       丸口邦雄 副市長       細田大造 教育長       野口 弘   公営企業管理者   桶川秀志 都市政策局長    松田滋人   総務局長      太田敏明 文化スポーツ局長  嶋浦雄峰   経済局長      吉田康敏 農林水産局長    山田 裕   市民局長      長谷進一 福祉局長      山田啓之   保健局長      西川和昭 環境局長      佐久間 悟  都市整備局長    木谷弘司 土木局長      磯部康司   危機管理監     古 一之 会計管理者     中村弘志   消防局長      清瀬 守 市立病院事務局長  西尾昭浩   財政課長      村角薫明-----------------------------------◯職務のため出席した事務局職員 事務局長      宮本博之 議事調査課長    小村正隆   議事調査課長補佐  三傳敏一 議事係長      山口賢一   調査係長      八木淳介 主査        喜多泰正   主査        嶋田健治 主査        富川朗人   主査        前田和紀 主任        松田宏志   書記        梶 嵩弘 総務課担当課長   九社前俊一  主査        寺畑 聡-----------------------------------◯議事日程(第1号)  平成30年6月11日(月)午前10時開議 日程第1 会期の決定について 日程第2 永年在職議員の表彰 日程第3 議案第1号 平成30年度金沢市一般会計補正予算(第1号)      議案第2号 平成30年度金沢市公共用地先行取得事業費特別会計補正予算(第1号)      議案第3号 平成30年度金沢市下水道事業特別会計補正予算(第1号)      議案第4号 町の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例制定について      議案第5号 金沢市職員退職手当支給条例の一部改正について      議案第6号 金沢市税賦課徴収条例等の一部改正について      議案第7号 金沢市児童福祉法に基づく放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第8号 金沢市児童福祉法に基づく家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例の一部改正について      議案第9号 金沢市障害児通園施設条例の一部改正について      議案第10号 金沢市介護保険法に基づく指定居宅サービス等の事業の人員、設備及び運営に関する基準等を定める条例等の一部改正について      議案第11号 金沢市介護保険条例の一部改正について      議案第12号 金沢市地区計画等の区域内における建築物等の制限に関する条例の一部改正について      議案第13号 金沢市公営企業の設置等に関する条例の一部改正について      議案第14号 工事請負契約の締結について(次期廃棄物埋立場浸出水調整槽築造工事)      議案第15号 工事請負契約の締結について(旧金沢市営総合プール解体工事)      議案第16号 「工事請負契約の締結について」の一部変更について(次期廃棄物埋立場埋立地整備工事)      議案第17号 「工事請負契約の締結について」の一部変更について(次期廃棄物埋立場外周道路周辺造成工事(西工区))      議案第18号 財産の処分について      議案第19号 町の名称の変更について(金石通町ほか)      議案第20号 市道の路線認定について      議案第21号 市道の路線変更について      報告第1号 専決処分の報告について(特別職の職員の給与に関する条例の一部改正について)                           (提案理由説明)-----------------------------------◯本日の会議に付した事件  議事日程(第1号)に同じ-----------------------------------     午前10時2分 開会 △開会 ○黒沢和規議長 ただいまから平成30年度定例金沢市議会を開会いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △開議 ○黒沢和規議長 本日の出席議員数は、ただいまのところ36名であります。 よって、会議の定足数に達しておりますので、これより本日の会議を開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~会議録署名議員の指名 ○黒沢和規議長 今定例月議会における会議録署名議員の指名を行います。 6番  熊野盛夫議員 7番  大桑初枝議員 8番  広田美代議員以上、3名の方々を指名いたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △会期の決定について ○黒沢和規議長 これより、日程第1会期の決定についてを議題といたします。 お諮りいたします。 今定例会の会期は、本日から平成31年3月22日までの285日間といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、今定例会の会期は285日間と決定いたしました。 なお、6月定例月議会会議期間は、本日から6月25日までの15日間といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○黒沢和規議長 次に、地方自治法第121条第1項の規定により今定例月議会に説明のため出席を求めた者は、お手元に配付のとおりでありますので、御報告いたします。 なお、上着の着用は御自由に願います。     〔説明員の氏名は本号末尾参照〕~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △永年在職議員の表彰 ○黒沢和規議長 次に、日程第2永年在職議員の表彰を行います。 35番  福田太郎議員 36番  横越 徹議員 37番  田中展郎議員以上3名の方々は、本市議会議員として在職20年に達せられましたので、金沢市議会表彰条例の定めるところにより表彰いたしたいと存じます。 これより表彰状の授与を行います。表彰を受けられる方々は、どうぞ前のほうにお出ましを願います。     〔被表彰者議場前方に整列〕 ○黒沢和規議長 表彰状 福田太郎殿 あなたは金沢市議会議員として在職されること20年市勢発展のために尽くされた功績はまことに顕著なものがあります よって金沢市議会表彰条例によりこれを表彰します 平成30年6月11日   金沢市議会議長  黒沢和規 おめでとうございます。     〔表彰状授与〕(拍手) ○黒沢和規議長 表彰状 横越 徹殿 あなたは金沢市議会議員として在職されること20年市勢発展のために尽くされた功績はまことに顕著なものがあります よって金沢市議会表彰条例によりこれを表彰します 平成30年6月11日   金沢市議会議長  黒沢和規 おめでとうございます。     〔表彰状授与〕(拍手) ○黒沢和規議長 表彰状 田中展郎殿 あなたは金沢市議会議員として在職されること20年市勢発展のために尽くされた功績はまことに顕著なものがあります よって金沢市議会表彰条例によりこれを表彰いたします 平成30年6月11日   金沢市議会議長  黒沢和規 おめでとうございます。     〔表彰状授与〕(拍手) ○黒沢和規議長 以上で表彰状の授与を終わります。 この際、田中展郎議員から発言を求められておりますので、これを許します。 37番田中展郎議員。     〔37番田中展郎議員登壇〕 ◆田中展郎議員 ただいまは、私と横越徹議員、そして福田太郎議員の3名に対して在職20年の表彰を賜りまして、ありがとうございました。3名を代表して、僣越ながら、一言御挨拶を申し上げます。 私たちは、平成11年に最初に当選をさせていただきました。それ以来20年、自由民主党という同じ会派の中で切磋琢磨しながら、こうしてやってまいりました。ここまで来られたのも、先輩議員、そして同僚議員、さらには山野金沢市長を初めとする市職員の皆様の御指導、御鞭撻のおかげだと思っております。大変感謝をいたしております。 おかげさまで、3人とも副議長も議長も経験をさせていただきました。それぞれに金沢市の発展のために貢献できたものと自負いたしております。私も平成27年3月14日には、議長として北陸新幹線金沢開業を見ることができました。本当にうれしい限りでございました。たかが20年、されど20年、あっという間の20年でありましたが、本当にすばらしい20年でありました。 今回の表彰を一つの節目として、これからも市勢発展のために頑張ることをお誓い申し上げまして、私の御礼の御挨拶といたします。ありがとうございました。(拍手)~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~議案上程
    黒沢和規議長 次に、日程第3議案第1号平成30年度金沢市一般会計補正予算(第1号)ないし議案第21号市道の路線変更について及び報告第1号専決処分の報告について、以上の議案21件、報告1件を一括して議題といたします。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~提案理由の説明 ○黒沢和規議長 市長から提案理由の説明を求めます。 山野市長。     〔山野之義市長登壇〕 ◎山野之義市長 本日、ここに各位の御参集をいただき、平成30年度金沢市議会6月定例月議会が開かれますに当たり、市政の概況と提出議案の大要につきまして御説明を申し上げます。 それに先立ち、ただいま本議場において、議員在職20年の表彰の栄に浴された福田太郎議員横越徹議員田中展郎議員に対し、心からお祝いを申し上げます。長年にわたる市勢発展のための御尽力に敬意と謝意を表しますとともに、今後とも御活躍を賜りますようお願い申し上げます。 さて、歴史的な米朝首脳会談の開催をめぐり、関係国間で激しい駆け引きが続くなど、我が国を取り巻く安全保障環境は大きな転換点を迎えております。北朝鮮の非核化に向けて、対話による解決が模索されていること自体は、我が国や朝鮮半島を含めた東アジアのみならず、テロや中東問題等で緊張が高まる世界の平和と安定にとって意義あることと存じますが、何よりも、この会談が対話のための対話に終止することなく、非核化が完全な形で実行に移されることや、核・ミサイルにあわせ、拉致問題が包括的に解決されることが重要であります。我が国としても、この問題に関し、米国を初めとする関係国と緊密な連携を図りながら、引き続き、恒久平和の実現に主体的な役割を果たしていくことが大切であり、国民の生命と安全を守るための対策の一層の強化が国において図られるよう望む次第でございます。 さて、政府は、今後の経済財政運営の指針となる骨太の方針を今月中旬に決定し、成長戦略の推進や消費税の見直しにあわせ、2025年度までにプライマリーバランスを黒字化する財政健全化策を盛り込むこととしております。社会経済情勢が目まぐるしく変化する中にあって、国はもとより、地方自治体としても、将来への予見性をさらに高めていくことが肝要であり、より長期を見据えた財政運営や、老朽化が進む公共施設等の適時適切な再整備に、これまで以上に心がけてまいらねばなりません。 そうした思いから、今回、卸売市場の再整備のあり方について検討を開始することとした次第であり、あわせて、市立病院につきましても、必要な機能を整理した上で、将来のあり方を検討してまいりたいと存じます。 ところで、9四半期ぶりにGDPがマイナスに陥る中で、地域経済の持続的な成長に向けて、引き続き、市としてなし得る最善を尽くしていく必要があります。 このため、今回の補正予算において、国庫補助の増額決定があった公共事業費を大幅に追加するとともに、中心商業地の活性化を目指し、体験・滞在型店舗の出店に対する支援制度を創設することといたしました。 また、先月、高性能自動搬送システムを製造する株式会社シコウ金沢テクノパークへの進出が決まりましたので、財産処分議案をお諮りしておりますほか、国の制度改正に呼応して、生産性の向上に資するための設備投資に係る市内中小企業固定資産税を3年間免除することとし、今回、税賦課徴収条例の一部改正についてお諮りした次第であります。 一方、第4次産業革命における高付加価値型産業創出検討会議において、現在、AIやIoT、ロボット等を生かした新たな産業の創出について議論を重ねているところであり、この秋をめどにビジョンを取りまとめることとしておりますほか、先月末にプログラミング活用人材育成検討委員会を立ち上げ、人材の育成手法指導方法等について検討を進めているところであり、今後、プログラミング教育連携協定を締結している加賀市とも協力しながら、ICT人材の積極的な育成に努めてまいります。 あわせて、成長市場の創出や科学技術のイノベーション、発展途上国貧困問題等の国際的な課題を解決するために、国連が持続可能な開発目標として提唱しているSDGsの達成に向けて、政府が昨年末にアクションプランを策定いたしましたので、市といたしましても、こうした動きに呼応し、国連大学のオペレーティング・ユニット等と共同で、具体的な施策について研究を進めることとしております。 加えて、金沢版働き方改革推進プランの策定に向けて、先般、有識者会議を立ち上げた次第であり、本市独自の働き方改革のあり方について議論を進めているところであります。 さらに、観光振興の面では、各種懇話会の意見等も踏まえながら、外国人向け文化体験プログラムを紹介する情報誌の作成や、金沢21世紀美術館の時間指定券と文化施設共通観覧券セット販売、本市をホームタウンとするプロスポーツチームとタイアップした観光プロモーション等に取り組み、外国人観光客の誘致と滞在型観光の促進につなげることといたしました。 また、住宅宿泊事業法の今月15日の施行を受けて、違法民泊の取り締まりや巡回パトロールを強化するなど、民泊の適正運営に努めてまいりますほか、宿泊税につきましても、国の同意を待って、特別徴収義務者となる宿泊事業者への説明や充当事業に係る議論を本格化してまいりたいと存じます。 ところで、まちの魅力と活力の創出に資するスポーツや文化の取り組みに関してでありますが、この春制定したスポーツ文化推進条例の具現化の一環として、先日、本市及び事業者、経済団体等から成るスポーツ文化推進協議会を立ち上げましたので、今後、スポーツでまちを元気にするための機運の醸成や、プロスポーツチームと市民との交流、スポーツ人材の育成等に係る各種事業を積極的に展開してまいります。 あわせて、来月から、金沢文化スポーツコミッションを市役所第一本庁舎2階に開設することとした次第であり、東京オリンピック等事前合宿文化スポーツイベント誘致活動を本格化させることとしております。 また、先月には、フランス・ウエイトリフティング連盟との間で、代表チーム事前合宿に関する協定を締結いたしましたので、今後の受け入れ体制に万全を期してまいりますほか、城北市民運動公園屋内交流広場建設工事が順調に進んでおりますことから、近く、管理運営を担う指定管理者の選定に着手するなど、明年4月のオープンを目指して準備を進めてまいりたいと存じます。 一方、文化の面では、東アジア文化都市事業に係る多彩な文化芸術プログラムを展開してまいりますとともに、寺町5丁目地内で整備を進める建築文化拠点施設につきましては、明年夏の開館を目指し、また、出羽町地内で県とともに整備を進めている東京国立近代美術館工芸館については、東京オリンピックパラリンピック開催期間中の開館を目指し、それぞれ建設工事に拍車をかけてまいりますほか、開館に向けた機運の醸成にも努めてまいりたいと存じます。 次いで、都市の発展基盤の整備でありますが、北陸新幹線の延伸につきましては、先月、東京都内で行われた建設促進大会において、2022年度末の敦賀開業や2030年度末ごろの大阪までの全線開業を目指すことが確認されたところであり、引き続き、県や沿線自治体関西地区の政財界とも連携しながら、早期全線整備関係機関に強く求めてまいります。 また、金沢港につきましても、県と連携し、クルーズターミナルの整備を進めるなど、港湾機能の強化に努めてまいりますとともに、金石・大野地区で、国内外のアーティストによる創作活動や自転車による回遊性向上事業に取り組むなど、周辺地域にぎわい創出にも努めることとしております。 さらに、民間開発が進む金沢駅西地区では、長年にわたり一体的な土地利用を模索してきた駅西10ブロックの地権者の会から、駅西地域まちづくりの方向性に合致するホテル等の施設を誘致するため、地権者が所有する土地の売却に合わせ、隣接する市有地も一体的に売却してほしいとの申し出がありましたので、これを踏まえ、売却に向けた協議を進めてまいりたいと存じます。 加えて、金沢駅武蔵南地区では、再開発事業権利変換計画の認可を受けて、近く建設に着手する運びとなっておりますほか、近江町市場の複合商業施設についても、既存施設の解体が始まるなど、整備が本格化しているところであります。 なお、先般、日本銀行金沢支店から移転改築に関して発表がありましたので、まちづくり協定等を踏まえた上で、中心市街地にぎわい創出の観点から、今後の跡地の活用に市としてどのような関与ができるのか、引き続き、日銀や地元関係者等の動向に深い関心を寄せてまいりたいと存じます。 一方、外環状道路の整備では、海側幹線4期区間の大浦及び千田高架橋下部工事が順調に進んでおりますことから、引き続き、大浦町及び千木町地内の道路築造工事に着手してまいりますほか、山側幹線東部環状道路では、この春から、国が神谷内町・金沢森本インター間の4車線化を目指し、月浦トンネルの工事を進めております。 加えて、新しい交通システムの整備につきましては、現在、公共交通利用動向調査バス専用レーンの時間帯拡大実験等を通じて、市民意識の醸成に努めているところであります。 さて、2025年には団塊の世代が75歳を迎え、さらに2040年には65歳以上の高齢者人口が4割に迫ると言われる中で、誰もが安心して生きがいを持てる福祉健康社会の実現が喫緊の課題であります。保健と福祉の連携による市民の健康づくりと包括的なケアシステムの構築を目指し、かねて協議を進めてきた総合健康センター福祉サービス公社が、明年4月の統合に向けて、近く合併契約を締結する運びとなりましたので、これを機に、各種相談支援機能の充実を図ることとしておりますほか、本年度からスタートした新たな健康プラン地域福祉計画長寿安心プラン等の具現化にも全力で取り組んでまいりたいと存じます。 また、この4月に開設した金沢広域急病センターでは、利用者数も順調に推移しておりますことから、引き続き、4市2町の連携を密にしながら、運営に万全を期してまいります。 ところで、地球環境の保全についてでありますが、指定ごみ袋による家庭ごみ収集制度の開始により、先月末の集計で、これまでのところ全国平均を上回る2割近くの減量効果があらわれております。今後、その成果を踏まえながら、次期ごみ処理基本計画の策定に向けて、効率的なごみ収集体制のあり方やごみ処理施設規模適正化などを検討していくこととしており、将来世代における環境負荷財政負担の低減につなげてまいりたいと存じます。 あわせて、食品ロス対策の一環となるフードドライブ受付窓口を先月より保健所で開設しておりますほか、無料の雑がみ回収促進袋をこの8月から全家庭に配布するための準備を鋭意進めているところであり、さらなるごみの減量化・資源化を目指してまいります。 さて、教育環境の整備でありますが、学校規模の適正化につきましては、今般、新竪町小学校と菊川町小学校、犀川小学校東浅川小学校の統合に向けて、おのおのの校下の基本的な了承を得ることができましたので、それぞれの小学校の明年4月の統合を目指し、準備を進めたいと考えております。あす、各校下の間で正式な同意書が調印される見通しとなっておりますことから、それを受けて、後日、暫定校舎の設置や既存校舎の改修等の経費に係る補正予算案を追加でお諮りしたいと存じます。 あわせて、玉川こども図書館等の改築とあわせた中央地区小学校建設に向けて、基本計画の策定に取り組んでおりますほか、この9月から、学校運営に地域の方々が参画するコミュニティ・スクールを市内全小学校で実施するための準備や、地域住民が主体となって子どもを育むための地域学校協働活動の実施校区の拡大等に鋭意努めているところであります。 一方、美術工芸大学移転整備でありますが、この4月より基本設計公募型プロポーザルを開始したところであり、8月中にも設計者を選定したいと考えておりますほか、先般、金沢大学と県・市の間で、工学部跡地の取得等について合意が得られましたので、今回の補正予算用地取得費をお諮りした次第であります。 ところで、地域コミュニティーの醸成についてでありますが、金石地区における3町会の11月の旧町名復活に向けて、今回、町の名称の変更等をお諮りしておりますほか、先月、新たに、東山地区の旧観音町の町名復活について地元の方々から申し出がありましたので、今後、復活に向けて準備を進めてまいりたいと存じます。 また、地域におけるマナーの向上を目指し、東山の旧観音町地区に続き、この4月に旧木町地区から要望がありましたので、ぽい捨て等防止重点区域に追加したいと考えており、地域の方々とともに準備を進めることとしております。 次に、安全・安心の確保についてでありますが、この冬の大雪を踏まえ、4月に有識者等から成る道路雪害対策検討委員会を立ち上げ、除排雪体制の見直しについて検討を進めているところであり、8月をめどに取りまとめてまいりたいと存じます。 また、この3月に市役所第一本庁舎内で発生した傷害事件を受けて、早々に専門家等から成る検討委員会を設置し、庁舎の安全管理体制について議論を重ねてきたところであり、先般、具体的な安全対策がまとまりましたので、市民の方々や市職員の安全確保に向けて、防犯カメラの設置等のセキュリティー対策費を今回の補正予算に盛り込んだ次第であります。 一方、効率的で質の高い行政運営についてでありますが、市民協働と広域連携、生産性向上と働き方改革に重点を置いた次期行政改革大綱の骨子案が先般の行政改革推進委員会で了承されましたので、年度末をめどに大綱の策定作業を進めてまいりたいと存じます。 同時に、市民と一体となって行政改革に取り組んでいくためにも、行政の信頼性が求められますので、ここに来て、市職員の事務的なミスが続いていることについては大変遺憾に思っております。各位並びに市民の皆様におわびを申し上げますとともに、今後、かかることのないよう、注意を喚起しながら、緊張感を持って職務に励んでまいる所存であります。 さて、全国的に人口減少が加速する中で、幸い本市においては、国内外から多くの人が訪れるなど、社会経済状況が総じて活気づいておりますことから、この機を逃すことなく、次代を担う若者たちが夢を持ってチャレンジできるまちを目指さなければなりません。将来への布石となる次の一手を着実に打つことに常に意を用いながら、引き続き、世界の交流拠点都市・金沢の実現に向けて、全力を尽くしてまいる所存であります。各位並びに市民の皆様の御指導、御鞭撻を切にお願い申し上げます。 さて、今回提出いたしました予算案は、老朽化が進む卸売市場及び市立病院の今後のあり方を検討するための経費を初め、国庫補助金の増額決定に伴う公共事業費など地域経済の活性化に資する経費のほか、安全・安心の確保に係る経費など、緊急所要の経費の追加が主なる内容であり、全会計の補正額は48億9,907万5,000円となりました。 まず、都市整備・土木関係では、森本駅東広場整備に係る用地取得を前倒しいたしますほか、海側幹線4期区間の道路築造工事や泉野々市線の街路新設改良事業を進めてまいります。 また、経済関係では、さきに述べた体験・滞在型店舗への支援制度を創設するとともに、電子機器を使用して行う競技--eスポーツを活用した産業振興策を検討いたしますほか、本市が主催する世界ロボットオリンピアード国内決勝大会の開催にあわせ、キッズプログラマーの交流体験教室を実施してまいります。 農林水産関係では、さきの大雪により被害を受けたパイプハウス等の復旧支援に取り組んでまいりますほか、市民関係では、旧観音町の町名復活に向けた調査費等を計上いたしました。 一方、福祉関係では、私立保育所等における大規模改修や施設整備等を支援いたしますとともに、文化スポーツ関係では、重要伝統的建造物群保存地区における建造物の修理・修景に対する助成枠を追加しております。 このほか、都市政策関係では、さきに述べた金沢港のクルーズターミナルの整備費等に対する負担金を追加するとともに、美術工芸大学移転整備に係る用地取得費を計上いたしました。 予算以外の議案では、金石地区の旧町名復活に係る町の名称の変更に伴う関係条例の整理に関する条例など条例案10件のほか、次期廃棄物埋立場の浸出水調整槽の築造工事に係る請負契約の締結など8件をお諮りするとともに、報告案件として、過日専決処分した特別職の職員の給与に関する条例の一部改正など11件を報告しております。 以上が議案等の大要でございます。何とぞ慎重に御審議の上、適切なる御決議を賜りますようお願い申し上げます。 ○黒沢和規議長 提案理由の説明は終わりました。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △諸報告 ○黒沢和規議長 この際、御報告いたします。 地方自治法第180条第2項の規定により、議会の委任による専決処分については、報告第2号及び報告第3号をもって、地方自治法施行令第146条第2項の規定により、一般会計における繰越明許費については、報告第4号をもって、地方自治法施行令第150条第3項の規定により、一般会計における事故繰越しについては、報告第5号をもって、地方公営企業法第26条第3項の規定により、ガス事業、水道事業及び公共下水道事業の各特別会計における予算の繰越しについては、報告第6号ないし報告第11号をもって、それぞれ報告されております。 また、地方自治法第252条の37第5項の規定により、平成29年度包括外部監査の結果報告書が、さらに平成29年度監査等結果報告書がそれぞれ提出されておりますことをあわせてお知らせいたしておきます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △休会について ○黒沢和規議長 以上をもって、本日の日程は終了いたしました。 お諮りいたします。 あす12日から18日までは議案調査のため休会といたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○黒沢和規議長 御異議なしと認めます。 よって、この際、御通知申し上げます。 次の本会議は、19日午前10時から開きます。~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ △散会 ○黒沢和規議長 本日はこれにて散会いたします。     午前10時37分 散会-----------------------------------  〔参照〕-----------------------------------                (写)                           発金議議調第43号                           平成30年6月4日                           (2018年)  金沢市長 山野之義様                       金沢市議会議長 黒沢和規          議場への出席要求について 地方自治法第121条第1項の規定により、平成30年度金沢市議会6月定例月議会に説明のため貴職及び次の者の出席を求めます。副市長       丸口邦雄       副市長       細田大造教育長       野口 弘       公営企業管理者   桶川秀志都市政策局長    松田滋人       総務局長      太田敏明文化スポーツ局長  嶋浦雄峰       経済局長      吉田康敏農林水産局長    山田 裕       市民局長      長谷進一福祉局長      山田啓之       保健局長      西川和昭環境局長      佐久間 悟      都市整備局長    木谷弘司土木局長      磯部康司       危機管理監     古 一之会計管理者     中村弘志       消防局長      清瀬 守市立病院事務局長  西尾昭浩       財政課長      村角薫明...