北九州市議会 2019-06-12 06月12日-06号
本市はこれまで映画の町、文学の町を初め音楽、演劇、美術、漫画、アニメなど多様な文化芸術の振興に取り組み、豊かな文化土壌を培ってまいりました。事業の実施に当たりましては、芸産学官で組織する実行委員会の運営のもとで、総合プロデューサーや部門別ディレクターとともに本市の強みを最大限に生かして、東アジア文化都市事業を成功させたい、魅力ある文化の祭典としてまいりたいのであります。
本市はこれまで映画の町、文学の町を初め音楽、演劇、美術、漫画、アニメなど多様な文化芸術の振興に取り組み、豊かな文化土壌を培ってまいりました。事業の実施に当たりましては、芸産学官で組織する実行委員会の運営のもとで、総合プロデューサーや部門別ディレクターとともに本市の強みを最大限に生かして、東アジア文化都市事業を成功させたい、魅力ある文化の祭典としてまいりたいのであります。
本市は、歴史的、地理的にアジアの玄関口として発展し、多くの文化人の輩出や多様な文化施設の充実、先進的な文化芸術への取り組みなど豊かな文化土壌を培ってまいりました。本市の目指す創造都市は、このような本市の強みを生かしつつ、文化芸術の持つ力を地域経済、教育、福祉など領域横断的に生かしながら、シビックプライドの醸成やインバウンドなど文化観光政策の推進、都市イメージの飛躍向上を図ることであります。
本市は豊かな文化土壌はもちろん、東アジアに近いというロケーションに加え、中韓を初めとするアジアの諸都市と環境問題などを通じ培ってきた国際ネットワークという強みがあります。また、G7エネルギー大臣会合やワンヘルスに関する国際会議、日中韓3カ国環境大臣会合の開催など大規模な国際会議の実績もあり、東アジア文化都市の開催地として十分なポテンシャルを有しております。
加えて、今、ヨーロッパが切り開いた近代文明による今日の世界的閉塞状況に対して、アジア的文化土壌の中から新たな時代を切り開く、考え、物、仕組みなどが生まれてくることが期待されています。この未来からの期待にこたえ、来訪者の関心にこたえるコンベンションを定期的に開くなど、21世紀の知のホットスポットとして、世界からのビジターを集めることを目指すべきではないかということです。
このように、映画文化の振興については、本市のイメージアップやにぎわい創造、文化土壌の醸成につながっていくものと考えております。また、近年市民の映画文化への関心も高まっておりまして、映画文化の振興が新たな文化活動の柱となる可能性も秘めておると考えておりまして、議員からいただいた提案については、今後の振興施策を検討する際の参考にさせていただきたいと考えております。